こんにちは、よしたく先生です。
今日は少し専門的ですが、僕がアレンジするときによく使っている裏コードについての解説をしたいと思います。
裏コードとは何か
次の画像にある丸印のコードが、Cメジャーキーでいう裏コードになります。本来Cメジャーキーで使われないレ♭の音が下にありますね。
![](https://blog.piyotaku3.com/wp-content/uploads/2020/01/スクリーンショット-2020-01-13-16.28.00-1-1024x449.png)
コード一つ一つには、それぞれトニック、ドミナント、サブドミナントと呼ばれる役割が与えられており、そしてその役割はキーによって変わるのですが、裏コードはドミナントの置き換えをします。
CメジャーキーのドミナントはGコードですので、裏コードに置き換える前の進行は次のようになります。
![](https://blog.piyotaku3.com/wp-content/uploads/2020/01/スクリーンショット-2020-01-13-16.32.46-1024x440.png)
メロディーの音とぶつからなければ、ドミナントは裏コードに置き換えることができます。
ちなみに、セカンダリードミナントも常にその裏コードに置き換えることができます。
裏コードを使った例
リスペクト
サビの頭にあるA♭、Cメロ頭にあるD♭は裏コードで置き換えられたものです。
お正月
ついこの間アレンジしたものですが、一番最後の「早くこいこいおしょうがつ」の部分に裏コードがあります。
楽譜へのリンクを載せておくので、良かったら分析してみてください。