クラシック

絶対に使わない音楽用語①bisbigliando

こんにちは、よしたく先生です。

タイトルの単語ですが、「ビスビリャンド」と読みます。

元々はハープの奏法で、トレモロのような演奏をするという意味らしいで、カラートリルとも呼ばれています。

動画の説明に「ビスビリャンドは両手で2本以上の弦を演奏する、オクターブ以上離れていると効果がない」とありますね。

0:37あたりの音はハープの音には聴こえないくらい高速で鳴っています。アルペジエーターかよって感じです。

管楽器でもこのビスビリャンドは使われるんですが、その場合は「同じ音の高さで微妙に違う音色・音程でトリルをする」という意味になります。

ハープとは少し印象が違って、むしろ弦楽器のトレモロのようにも聴こえますね。

この方のホームページ(英語)や、他の方のページにも解説がありましたので、フルートを吹いていて同じ音を出してみたいという方はぜひ読んでみてください。

それと、小泉浩さんによるフルートの現代的な奏法の本もあります。研究室で読んだことがあるのですが、とてもいい本だったので興味がある方は購入してみてください。

おまけ

蛇足かもしれませんが、僕もリコーダーでビスビリャンドをやってみました。

普段押さえる指に加えて、他の適当な穴を押さえるとビスビリャンドができます。

ABOUT ME
Takuya Yoshida
福島県小野町出身。東京学芸大学教育学研究科を修了し、現在はフリーランスの作曲家、そして都内の小学校の音楽科非常勤講師を務める。 また「よしたく先生」としてYouTubeなどに演奏動画をアップロードし、多くの人と音楽を続けていくための活動を行なっている。福島県田村郡小野町立小野小学校の校歌を作曲している。
楽曲提供なら「吉田音楽工房」

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