クラシック

南インドの口ドラム「コナッコル」

今日はスタジオでサポートバンドの練習がありまして、そこで「コナッコル」というものを教えてもらいました。

皆さんはご存知でしょうか? バリ島のガムランとかケチャは知っているんですけど、これは分からなかったです。

コナッコルとは?

南インドで行われているボイスパーカッションによる伝統芸能のことだそうです。

クラシック音楽などの基本となっている4拍子とか3拍子とかとは違って、様々な拍が組み合わされて複雑なリズムを作っているようです。

Fibonacci Konnakol

1つ目はフィボナッチの図形と数字が表示されていますが、おそらく拍子がこのように変わっているという説明なのでしょう。細かい楽譜と練習ページはこちらから。

Konnakkol & Quads Transcription

コナッコルとドラムが一緒に表示されていますね。楽譜もかなり複雑に見えます。細かい楽譜と練習ページはこちらから。

楽譜を見せられたところで何が起こっているか分からないですし、何より複雑なリズム構造に圧倒させられます。

メシアン「わが音楽語法」

昔、メシアンという作曲家の「わが音楽語法」という本でインドのリズムについて勉強したことがあるんです。確かラガヴァルダーナとか言って、複雑なリズムを作っていたと思います。

メシアン先生の曲は、音が長くなったり短くなったりしているので、聴きにくいし弾きにくいです。独特な音づかいによって、神秘的な響きの曲が多いんですおけどね。

こういう曲にもインド音楽の考え方を組み込んでいるようなので、僕もそういう複雑なリズムの曲を作れるように、少しずつコナッコルを練習してみたいと思います。

そういえば記事を書いていたら、去年やっていた動画が見つかったのでアップしておきますね。

本家の動画はこちらからご覧ください。

ABOUT ME
Takuya Yoshida
福島県小野町出身。東京学芸大学教育学研究科を修了し、現在はフリーランスの作曲家、そして都内の小学校の音楽科非常勤講師を務める。 また「よしたく先生」としてYouTubeなどに演奏動画をアップロードし、多くの人と音楽を続けていくための活動を行なっている。福島県田村郡小野町立小野小学校の校歌を作曲している。
楽曲提供なら「吉田音楽工房」

当サイトを運営しているよしたくが楽曲提供をするために作った工房です。こちらからホームページをご覧ください。

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