楽曲分析

絶対に使わない音楽用語②quindicesima

楽譜を書く人はもしかしたら使ったことがあるかもしれません。「クインディチェジマ」と読み、楽譜では15maと書きます。

よく見かけるものは8va(ottava:オッターヴァ)だと思いますが、これのもう一つ強いバージョンです。

8vaと15ma

これらは楽譜の中に高すぎる音が出てきた場合に読みやすくするための記号ですね。8vaは「オクターブ上げる」という意味で、今回の15maは「2オクターブ上げる」という意味があります。

どうして15なのかというと、8+(8-1)で15になります。例えば「ドレミファソラシレミファソラシド」となったときに、太字の度は共有していますから15です。

下に書くとオクターブ下、2オクターブ下という意味になるのですが、分かりやすくするために8vb(octava bassa)とか15mb(quindicesima bassa)と書かれることもあります。

ABOUT ME
Takuya Yoshida
福島県小野町出身。東京学芸大学教育学研究科を修了し、現在はフリーランスの作曲家、そして都内の小学校の音楽科非常勤講師を務める。 また「よしたく先生」としてYouTubeなどに演奏動画をアップロードし、多くの人と音楽を続けていくための活動を行なっている。福島県田村郡小野町立小野小学校の校歌を作曲している。
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